コウモリラン

コウモリランの特徴

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コウモリランは変わった葉の形状で鹿の角のような形状で、コウモリが羽を広げたような格好に葉の形状が似ていることからコウモリランの名前が付いた。原産地では大きな樹木の幹に着生して生育する、シダの仲間です。コウモリランというランの名前はついているが花は咲かない。シダの仲間なので直射日光がかからない木漏れ日程度の軽い日陰を好む。直射日光が当たるところでは生育できない事が多い。高温多湿半日陰を好む。

植物名

ビカクシダ(コウモリラン)

学名

Platycerium bifurcatum

属性

ビカクシダ属、ウラボシ科

原生地・分布

東南アジア、オーストラリア北部、ニューカレドニア(東南アジア熱帯雨林気候区)

形態特徴

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コウモリラン(ビカクシダ)の特徴はコウモリが羽を広げた形に似ており、鹿の角のような形状ですが、他にも像の耳の形状のような品種もあります。葉は2つの型があり1つは盾状に広がり(上向き)もう一つは下に垂れ下がっていきます。大きさは20~30cmのものから100cmくらいのものまでさまざまある。コウモリラン(ビカクシダ)は樹木の幹などに着生して生育している植物で葉は裸葉と胞子葉の2形です。着生した幹に密着しているほうが裸葉で貯水葉とも呼ばれ、内部に貯水組織をもち葉が古くなると褐色していくが脱落しない。胞子葉は革質で直立、開出または下垂して通常鹿角状である。貯水葉は丸い形で胞子葉が鹿角状の形をしています。

飾り方

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変わった名前の植物ですが結構身近なところにあると思いますので、見たことがある人は結構いると思います。店舗やカフェなど観葉植物をインテリアとして飾っているところなどで結構見ます。大きさはさまざまですが小さいものから大型のものまで色々あります。飾り方は、コケ玉にして上から吊るしたり、ヘゴ板に水苔と一緒に括り付けて壁に掛けたりして飾る、鉢植えにしてハンギングバスケットにしたりといったような飾り方があります。葉が下垂するので高さのあるところで極力上のほうに飾るのがかっこよく見えます。 葉が傷んだら傷んだところは回復しないので葉を根元から切除するか軽度なら傷んだ箇所だけ切除すると見た目もいい。

メンテナンス

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生育管理は移動や水やり病害虫防除のことを考えると鉢植えが一番管理がしやすいです。管理方法は設置場所、水やり、施肥、株分け、越冬、病害虫対策など。

設置場所

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冬以外なら屋外でも設置できるが病害虫の被害の事を考えると基本的には室内で鑑賞するほうが好ましい。時々、外に出すくらいならいいが亜熱帯の植物とはいえ気温が40度越えの時は日陰に移動するようにしてください。ベランダなどに飾り直射日光が当たらなければそれでもいい。春から秋にかけては日当たりのいい日陰の場所。具体的には、窓の近くのレースカーテン越しで暖かいところ。置き場所のおおまかなイメージは明るい日陰でできるだけ光線に当てる。光線に当てることで葉が徒長せずに生育するので病害虫の被害を受けにくくなる。直射日光は葉焼けを起こしダメージを受け鑑賞できなくなるから直射日光の場所は避ける。後、室内のエアコンの風が直接当たると葉が傷んでしまうのでこちらも注意が必要。

冬場は耐寒性がすこし弱いので10℃を切ると注意が必要で、最初は5℃を切ると傷んで弱ってきます。冬は日中はいいが夜間に温度が下がるので冬は水やりなど細かい注意が必要になるが低い気温を徐々に低い温度を体感させることで3℃くらいまで耐えれるようになります。夏場の日中の室内と冬場の夜間の室内の気温に注意が必要です。

水やり

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春から秋は用土が乾燥したらたっぷりと与える。鉢の表面が乾いていたら鉢の底から水が出てくるまで与える。葉がシワシワになってきたらこの回数を増やす。ビカクシダは乾燥に弱いので冬は1週間に一回くらいたっぷり与えるが冬は葉水(霧吹き等で)を多くしたほうがいいです。ビカクシダは気温が10℃を切ってくると生育をほぼ休眠した状態になります。夏場のように水を多く必要としなくなります。ただ小さいビカクシダは特に乾燥に弱いので冬は葉水を多めに与えます。冬に水をギリギリまで調整して枯れない程度に乾燥気味にすることで樹液の濃度を上げ耐寒性を上げることができます。

施肥(肥料を与える)

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あまり必要ないが絶対に冬にやってはいけない。早く成長させたいのであれば、緩効性肥料を少なめにやるといい。大量に与えると肥料焼けを起こしてしまい葉が傷んでしまうので注意が必要です。大体2か月に一回くらいの頻度でいい。肥料は有機質のものより化成肥料の方がコバエの発生を少なくできる。

病害虫防除

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コウモリランだけではないが観葉植物に着く虫は大体アブラムシ、カイガラムシ、ハダニが付くことが多いのですが防ぐ一番有効な手段は霧吹きによる葉水かけか、屋外での水道でジェットをつけて高圧にして洗い流すのがこの二つが一番防除しやすい。春から秋にかけて発生する。ハダニが着いて被害が出ると白い斑点状になる。カイガラムシが着いて被害が出ると株が急激に弱り、虫の排泄物がべとつくので病原菌も付着しやすくなる。多いのはすす病という黒く変色していきます。被害は早く進行するので最悪の場合枯れてしまうこともある。アブラムシが着いてしまうとアブラムシから出る甘露で葉がベトベトになり甘いので蟻がよってきたりアブラムシが持ってくるウイルスを定着させすす病などを発症してしまいます。こちらも最悪の場合枯れてしまいます。どうして害虫がついてしまった場合はオルトラン粒剤を根本に散布したり、ベニカDスプレーを散布する。早期の対策が必要です。ベニカDスプレーで駆除後、オルトラン粒剤を散布することで予防できる。オルトラン粒剤は水洗いした後でも効果的に予防できる。蟻がついてしまった場合は薬剤による駆除よりも屋外やベランダでバケツなどに水をはり30分位水を入れながら出しっぱなしにする。これで蟻を窒息させたり植物から外に流しだすことで駆除できる。 後、風通しのいいところでカビの発生を防ぐことも大切です。

購入時に気をつけること

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病害虫がついていない物で葉の色が黄色く変色していない物を選ぶ。葉の色が良く触ったときにピンっと張っている物で元気があるものを選びましょう。買うときは売っている株を全部みて傷んでいないか病害虫がついていないかを確認してみましょう。 7