エンゼルフィッシュ

熱帯魚の中ではグッピーやネオンテトラに並んでメジャーな魚であるエンゼルフィッシュ。長いひれで優雅に泳ぐ様子は名前の通り天使のように美しいです。レイアウト水槽ではメインとして使われることも多く、どんな水草水槽にも合うので人気の熱帯魚です。そんなエンゼルフィッシュについて、形態や生態について詳しく解説していきます。

innyoumoto :
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分類・学名・英名

分類

スズキ目ベラ亜目シクリッド科エンゼルフィッシュ属

学名

Pterophyllum

英名

Freshwater angelfish

生息地・分布

南アメリカ アマゾン川

エンゼルフィッシュの特徴や生態

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形態的特徴

全体が三角形を思わせるような形で平たく、長く伸びた背びれと尻びれが特徴的です。横の面積が広いので強い流れに弱く、野生下では水流の緩やかな場所に生息しています。長いひれは混泳の際に他種族にかじられることが多いため、注意が必要です。一般的に出回っているエンゼルフィッシュのほとんどが黒と銀(または金)の縞模様です。品種によっては全体が白色や真っ黒なものもいます。ドゥメリリィエンゼルという品種は縦のラインがほかの品種より1本多く、色も褐色がかっています。エンゼルフィッシュのほとんどの品種は15cm前後までしか成長しませんが、アムタムエンゼルという30cmまで成長する品種も存在します。

引用元:https://piscesbook.com/wp-content/uploads/2017/02/15-1.jpg

寿命は約5年ですが、近年はアクアリウム製品の品質が向上し、エンゼルフィッシュに適した環境作りがしやすくなっているため5年以上飼育し続けることも難しくなくなっています。中には10年飼育しているという人もいるようです。品種改良が盛んで、プラチナエンゼルやマーブルエンゼル、レッドトップエンゼルなど様々なカラーのものが作られています。エンゼルフィッシュはまだまだ改良の余地があるため、今後さらに新しい品種も出てくるかもしれません。

生体的特徴や習性

アマゾン川は川底に枯葉が堆積しており、タンニンなどの腐植酸が水中に溶け出すので水質は酸性であり、軟水化しています。エンゼルフィッシュはこのような酸性で軟水の環境を好むため、飼育する際はできるだけこの環境に近づける必要があります。この環境はマジックリーフやヤシャブシ、ピートを煮出すことで簡単に作れるので、飼育の際にはこれらを準備することが必要です。

引用元:http://www.makkachin.com/cnt/wp-content/uploads/2011/02/magleef_001-2.jpg

エンゼルフィッシュはディスカスやトーマシーと同じシクリッド科に属しているため、気性が荒く同種族間でもしばしば争いごとを起こします。飼育の際は複数飼育より単独、もしくはペアでの飼育が望ましいです。アナバスとはとりわけ相性が悪く、グラミーなどと混泳させると追いかけまわして喧嘩が絶えません。また、ストレスがかかると喧嘩を仕掛けにいきやすくなるため、飼育の際には大きめの水槽で水草などの隠れ家を多く作り、水換えも怠らずに行うなどできるだけよい環境づくりに努めましょう。

引用元:http://next-sin-next.com/wp-content/uploads/2017/11/mig.jpg

繁殖は容易なため、初心者でも簡単に殖やすことができます。雌雄の見分け方ですが、オスは口から下のラインが角ばって全体的に四角形のようになりますが、メスは角ばらずその代わりに卵を蓄えるので腹部がぷっくりとしています。エンゼルフィッシュは大きめの葉の水草や流木、水槽内だとフィルターの給水パイプなどに産卵し、孵化して稚魚が泳ぎ始めるまで親が世話をします。卵の大きさは直径2mmほどで、一度に約300~500個産み付けます。産卵前から気性がさらに荒くなり、産卵後は卵や稚魚に近づいてきた魚を激しく威嚇します。稚魚が自分で泳げるようになったら親と隔離し、人間の手で育てていきます。

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エサは昆虫や赤虫、エビなどの肉食を好みます。タンクメイトでミナミヌマエビやビーシュリンプなどの小型のエビを入れてしまうと食べられてしまうので注意が必要です。人工飼料にも問題なく慣れてくれますが、エンゼルフィッシュ特有の光沢や体格を出したければできるだけ生き餌をあげたほうがいいでしょう。

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