ゴールデンバタフライ

ゴールデンバタフライは紅海に生息するチョウチョウウオの仲間です。全身が黄色で大変美しく、水槽内でも目立つ存在になります。しかし、生息域が紅海のみと限られていることや、入荷量が少ないことから熱帯魚販売店ではかなり高価で売られています。気性やエサの好みなどは個体差があるため、初めて飼育する際は個体選びを慎重に行う必要があるようです。そんな気難しいゴールデンバタフライの特徴について解説していきます。

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分類・学名・英名

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分類

スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属

学名

Chaetodon semilarvatus

英名

Addis Butterflyfish、Bluecheek Butterflyfish、Bluecheek Butterflyfish、Golden Butterflyfish、Redlined Butterflyfish、Yellow Butterflyfish

生息地・分布

紅海

ゴールデンバタフライの特徴や生態

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ゴールデンバタフライは体長が20~30cmまで成長する大型のチョウチョウウオです。見た目は小さなエンゼルフィッシュのようですが、エンゼルフィッシュとは異なり鰓の縁に棘がありません。チョウチョウウオはサンゴや岩の隙間を自由に泳ぎ回れるように側扁体型をしています。ゴールデンバタフライも側扁体型で、全身が鮮やかな黄色をしており体側には10数本の細いラインが入っています。また、捕食者に頭の位置を錯覚させるため、鰓から目にかけて大きな青い斑点(アイスポット)があります。口は狭い隙間にいるプランクトンや小動物を食べるため前に飛び出た形になっています。チョウチョウウオという名前の由来は、彼らの大きな胸鰭がサンゴ礁の中をひらひら泳ぐ蝶のようであることから付けられました。その由来通り、サンゴ礁を群れて泳ぐ様は大変美しいです。

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さらに、こちらの大きな胸鰭は飛んでいる虫を捕えるために水から飛び出しやすくする役割もあります。ゴールデンバタフライは雑食性で、餌として小型の甲殻類、珊瑚のポリプ、コケなどを食べます。しかし、どの餌が好みなのかは個体によってさまざまで、一生ブラインシュリンプしか食べない固体や、なんでも食べてくれる個体までいます。飼育する際は餌付けがかなり困難なので、まずはアサリなどゴールデンバタフライが好む餌を与えて様子を見てから徐々に草食系の餌に切り替えていくとうまくいくようです。餌付けに失敗してしまうと餓死するので、餌付けは慎重かつ確実に行います。ゴールデンバタフライの寿命についてはっきりと明記してある文献はありませんが、チョウチョウウオだと約5~10年生きるそうです。

ゴールデンバタフライの生体的特徴や習性

ゴールデンバタフライは紅海の水深3~20mのところをペアもしくは群れをなして生息しています。珊瑚のポリプや動物プランクトンを食べ、夜になると珊瑚や岩の隙間に隠れて睡眠をとるため、基本的に珊瑚礁や磯で一生を過ごします。気性が荒く自分より小さな魚は追い回してしまうため、水槽内では混泳できません。特に多種属とは基本的にNGです。同種属間で群泳を楽しみたい場合は個体それぞれの大きさを統一し、数は3匹以上入れるように工夫します。さらに、水槽サイズは120cm以上の大きめのものを用意しましょう。珊瑚はゴールデンバタフライの餌になってしまうので水槽内のレイアウトとしては使えません。

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水槽内の隠れ家としてライブロックを置くとストレスをためにくくなり、数年は上手く飼育することができます。水温は24℃が適温です。環境変化に弱く、ストレスですぐ病気になるため最低限水温は一定に保つ必要があります。夏場の飼育で水温が30℃を超えてしまうと一気に全滅する恐れもあるため、クーラーは必ず用意しましょう。ゴールデンバタフライを始めとしたチョウチョウウオの仲間は、繁殖行動についてほとんど記録がないため、水槽内での繁殖は不可能といえます。野生のゴールデンバタフライおの産卵後の卵や孵化した稚魚は海水面付近を漂い、沿岸部へ流れ着いた稚魚から幼魚へ成長します。ゴールデンバタフライは餌付けのしにくさや大型の飼育環境を必要とするため、初心者よりは海水魚中級者向けの魚とも言えます。

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